
警戒心が高い犬との生活で考えること。
あまり隠すことでもないので、思いの丈をお話できたらと思っています。
写真準備しておらず・・文章だけになりそうです。
先日投稿させてもらったように、先日アイルゥーの体調が思わしくない時期がありました。
その後みなさまの応援のおかげもあって順調に回復し、体調の良いときは俺様を主張して周りの人にも犬にもケンカを売りまくり、ひとしきり限界までオラオラしたら、疲れてハァハァいいながら自分の場所で落ち着きます。
先日までアイルゥーは多頭の練習と、私がいちばん長く過ごしているリビングで生活してもらって、管理が出来るようにとしていましたが、先日の体調不良から、比較して落ち着いて過ごせる2階に移動しました。
2階には、テリトリーが広めの柴のエスカや、いじめられっ子気質のココットが一緒に過ごしています。
みんな我関せずなので、ゆっくり療養出来る場所です。
なのですが、アイルゥーにとっては、オラオラ言えるパラダイス。
反抗してくる犬がいないスペースは、オレの場所。
厳密に言えば、周りの犬がアイルゥーに対して配慮してくれて、大人だとも言えます。
ちょっとあまりにも度が過ぎるので、私が「あんたやりすぎ!なにしてんの!」とアイルゥーを制しましたが、アイルゥーには逆効果・・
お前は敵!触んな!と全拒否されてしまい、信頼を失い、今まで出来ていたことでも、噛んでくるようになりました。
アイルゥーの噛み方は、1回に何度も噛んで来て離しません。
手の平には複数の穴が空くし、顎が強いのか腕でも打撲痕です。
(こんなこと書きながら、マイナスプロモーションになってしまってどうなのかと、葛藤しています)
噛まれるとメンタルもやられる。
私のアイルゥーへの接し方への模索と、正解を見付けるまでにまだ噛まれるという恐怖と、信頼を再構築するまでの期間の長さ。
そして、私以外の家族は触れないから、私しかいないという重圧。
あと、気付きたくなくても否が応でも感じる痛みに、力不足を痛感。
そんな中、今朝の出来事。
アイルゥーが落ち着いているときに、エスカが私に甘えに来たんです。
いっぱい撫でてワシャワシャしていると、アイルゥーが気付いて寄ってきます。
このままじゃケンカになるなと思って、早めに対応したのですが、私の介入のタイミングが悪かった。
エスカがアイルゥーに伝えた威嚇が、私への流れ弾に。
私の手と腕が、エスカの鋭い歯で本気噛みではないのに、複数箇所流血。1箇所は肉見える・・
こうも犬から噛まれると、自分の力不足に本当にヘコみます。
現在の私、両手両腕負傷。
これはいいことじゃない。
トレーナーでもある代表に状況を報告をして、アイルゥーの性格に合わせて整えていきますと伝えたときに言われた「リビングにいたときは、長澤さんの後ろにいるボス犬に配慮してただけで、長澤さんとの関係ではなかったのかも」とのアドバイス。
わーー!なっるほど。
そうか。うちの子に助けられてたんだ。
へこむ必要なくて、ちゃんと基本から関係構築すればいいんだ。
(それでも力不足を痛感してヘコみますが)
救われたと同時に、視点の確度と可能性に、トレーナーの存在価値をとても感じました。
また、1匹の犬に向き合う時間も、一緒に過ごすなら必要な時間と自分のキャパシティも把握できました。
2020年の年末から5年ほど預かりをして、かわいいしかないどんな家族にも馴染める子も、脱走対策レベルの高めの子も、暴走気質の子も預かりをさせてもらってもなお、日々一緒に生活をして直面する自分のキャパを越える問題。
初めて犬を迎える方や保護犬を迎える方が、不安になるのは当たり前だと思います。
それでも思うことは、覚悟と意思がいちばん大事だってことです。
そして、その覚悟を継続するために、誰かに助けを求めることは、かなり重要です。
専門家に頼ってなにが悪い。頼ることで、犬にも人にも負担をかけることなく最短ルートが選べる。
トレーナー、トリマー、獣医師。
多いに頼りましょう。
なんていったって、専門家です。
とてつもない覚悟で、言葉を話せない動物を理解しようと、その世界に飛び込んだ方たちです。
叶うわけない。
もちろん、専門家の中でも意見が合う方と合わない方がいます。
わんこたちにしても、アドバイス通りいけるパターンと、いけないパターンがあります。
でもそれでその専門家が力不足だということと、イコールではないです。
そのアドバイスで落ち着く子もいるんです。
犬に対してだけでなく、日々の生活でもまったく同じ考え方の人はいません。
専門家からの助言は、可能性だと捉えて欲しい。
負担の少ない最短ルートだと思って欲しい。
数人の専門家の意見がうまくいかないからって、専門家が無力・この子はどうしようもない子だと諦めないで欲しい。
どうか、いちばん近くで過ごすための大切な犬たちへの気持ちも込めて、専門家の知識の可能性を有料無料関わらず、どんどん集めて実践して、身近で過ごすわんこたちとうまく調和できる環境を、ぜひ築いていって欲しいと思っています。
今後の譲渡会情報





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