突然の看取り宣告〜私個人の想い〜

長文になります。すみません。

アクアと共に、

はぴねす入りしたイヴ。

 

実は私、

イヴ、アクアと会うの初めてじゃないんです。

去年の夏に、会ってる。

 

 

そう、あの日。

皆様、覚えてますか?

うちのソファーを

見事に引き裂いたやんちゃイケメンボーイ

ルディ。

(ちょっとイヴと似てるよね)

ルディのお迎えに行った時

あの日あの場所で、会ってるんです。

その時は、ルディのお迎えとして向かったので

お、この子達もルディと同じ境遇から来た

家族として過ごしてた子達やねんな、と。

早よ里親見つかると良いね^ ^と。

そう思い、ルディを連れ帰り

預かりとしてルディと過ごし

色々あったけど、

今、ルディは超絶幸せに暮らしてて。。。

 

 

あれから約、8ヶ月が経って

はぴねすに来たイヴとアクア。

去勢は済んでたけど、

歯石沢山で口の中痛めていたアクア。

もちろんすぐにスケーリングの予約をして

何本も抜歯にはなったけど、お口の中は

今はスッキリ!もう大丈夫。

 

そして、イヴ。

来た時から大粒のフケがすごくて

ボラトリさんにオゾンシャンプーしてもらい

様子見ながら改善していこうという事に。

今はフケも改善して来ていい感じに(*´-`)

 

 

避妊手術もまだ、大きい乳腺腫瘍も、

その他の、肛門やいくつものお腹周りの腫瘍があったイヴ。

1日に何度か咳こみ、

猫が毛玉を吐くような咳の症状も見受けられた。

イヴにとってしんどい腫瘍や歯茎の穴の縫合、

今後の予防の避妊手術をと

すぐ病院に行き、手術予約しました。

 

手術の日、私は仕事だったので

イヴを初めに病院に連れてって下さった

預かりさんに代理で送迎をお願いして

退院の日に私はイヴを迎えに行く。

特に、なんて事もなく、

ほんとに、普通に朝に

イヴを預けて、今日はお願いしますと

そして預かりさんは病院に向かってくれて。。。

仕事の休憩時間になり、LINEを見るまで私は

想像もしてなかった。

普通に、

病院預けてきましたの報告だと思って

開いたLINE、その内容が

手術が出来ず帰って来る事

すぐに連絡欲しいという事が書かれていました。

頭の中、ハテナでいっぱいでしたが、

とにかくすぐにかけました。

結果

 

イヴの身体は

大きな病が進んだ状態でした。

はぴねすに来た時に把握していた

ひどい歯石と歯茎の穴

乳腺腫瘍と肛門やお腹周りの腫瘍だけでなく

イヴは

肺に水が溜まり

その肺を大きな乳腺腫瘍が圧迫していて

レントゲンから

リンパ腫も見つかったと。

看取りになると言われました、と。

 

 

 

 

一瞬時間が止まった様な

そんな感覚でした。

 

肺に水が溜まってる、、、

大きくなりすぎた乳腺腫瘍達が圧迫して

息苦しい状況であの毛玉を吐くような症状が

出た様で

なら、とにかく水を抜いて腫瘍も取らなきゃ

そう思い、言った私に

電話口の預かりさんから

ダメなんです、手術、出来ないんです。

腫瘍が大きすぎて、リンパ腫もあるから

手術をしたら、イヴは、、、。

 

『出来る手術があればしたいのですが

何も出来ないので

看取りになります。

余命、長くないので、好きな事して

好きな物食べさせて下さい。』

後から病院に確認の電話をした際に

先生から言われた言葉。

手術、出来ないんだ。。。

イヴの苦しさ、取り除けないんだ。。。

余命、長くない。。。

看取り。。。

 

ショックと 悲しみと 悔しさで

仕事中も落ちつかず。

その後、

LINEや電話で代表の間柴さんと、

今後について話しました。

悔しくて悲しくて、

泣きながら話をしました。

あの夏、あの日会ったイヴは

どんな状況だったんだろうか

あの日ならまだ腫瘍も小さくて

肺にも水が溜まってなくて

リンパ腫もなくて

とか

もしかしたら

もしかしたら

まだ手術が出来たかも知れない

とか、

でももしかしたら

あの時点でもうイヴは

苦しんでいたのかも知れない。

あの日の時点でもう、手遅れだったかも知れない

もっと早かったら。

いつだったら助かったんだろう。

とか。

悔しい。悔しい。

たらればの話をしても仕方ないのは分かってる。

でも、今目の前で生きてる

病と闘ってるイヴの

病を取り除く事が出来ない無力さに

たらればばかりが

頭に浮かんでいっぱいになり

間柴さんに、悔しい想いをぶつけました。

間柴さん、あの日私、イヴ達に会ってたのに!

悔しい、と。

 

 

 

シニア期入ったわんこの手術に関しては

皆深刻で、各個人の考えも様々で

はぴねすの考えの様に、

シニアでも、少しでも早く

苦しく痛いものは取り除いてあげたい

もっとしんどくならない様に予防しておきたい

そう考える場合もあれば

 

手術の麻酔で目を覚まさないかも知れない

手術後の状態が悪くなるかも知れない

もっと痛い思いをさせるかも知れない

だったら、痛い思いをさせずに

現状のまま残された日を

わんこに寄り添って過ごして看取ってあげたい

そう考える場合もある。

 

どれが正解で、どれが間違いか、なんて

人の数だけ、愛犬への想いがある。考えがある。

だから、そこに正解不正解の話はないんです。

ただ

ただ

私は、の話です。

初めて保護団体のボランティアをしたのが

はぴねすで、

何もかもがはぴねすがルーツになってて

緊急レスキューの一時預かりから始まり

はぴねすの活動のお手伝いをさせて頂いてて

その中で、

すぐに医療をかけてあげて

犬達の痛みや体への負担を減らしてあげる事

それが間違ってないと思ってるから

何もできないこの現状に

『腫瘍よりも、私達が遅かったね』

代表の言葉に、涙が出た。

間に合わなかった

間に合わなかった

イヴ

ごめんなさい

そんな想いでその日は1人、車内で号泣しました。

 

 

 

 

 

 

でも、でも。

代表といっぱい話して

泣くのはその日だけにしました。

前を向こうと、決めました。

だってまだ

まだイヴはここに居て

私の横で

へそ天しながら

可愛い顔してるんだから。

イヴはまだ

生きてる。

全身で

家族が帰って来たら

嬉しさアピールしてくれるし

全身で

ご飯の催促もする。

要求キュンキュンもたまにしながら

今を生きてる。

泣いてる場合じゃない

たられば述べてる場合じゃない。

まだ、全部決まった訳じゃ、ない。

やれる事、やろう。

出来る事探して、ケアをして

1日でも長くイヴが

のんびりまったり過ごせる様に。。。

預かり家族にも説明し、

皆でケアして過ごしていく事を決めた、数日後

イヴに、お問い合わせがありました。

イヴの事を、はぴねすに来る前から

知ってる方でした。

病気の事も全部、受け止めて、

イヴを家族にしたいと言って下さいました。

預かり家で看取る方向で話をしていましたが

イヴに家族が出来る。

家族に看取ってもらえる。

これはもう、イヴにとって、私達にとって

とても嬉しい事。

そう思いました。

イヴ、家族が出来るよ(*´-`)

代表とも昔から繋がっていた

先住わんこのいる里親さんとこに

イヴ、近日、トライアルに行きます。

イヴ、それまでの間、あと少しの間

預かり家でわちゃわちゃと過ごしてね。

長々と書いたけど

書かなくていい事もあるのかも知れないけど

想いを伝えたくて書きました。

手術をするという選択

手術をしないという選択

色々様々、人の想いや考え、価値観もあるから

どちらが正解という話ではないけど

少なくとも今の状況を知る為にすぐ医療をかけ、

何に苦しんでいるか、どこに痛みを抱えているか

最善の策を探して、向き合って

1日でも早く、1日でも長く幸せになってもらいたい

そんな想いで活動してるはぴねすが

私個人の意見ですが

私達がしてる活動は、間違ってない。

そう感じた出来事でした。

誰かを悪者にしたくて書いた話じゃないです。

私個人の、芯の部分。

 

ちなみにうちの子は

避妊手術した時に摘出した卵巣を開いてみたら

水が溜まっており

いずれ卵巣の病に痛み苦しむかも知れなかった。

早期発見、摘出出来て、私自身ホッとしてます。

 

 

読んで下さり

ありがとうございました。

今後もはぴねすをどうぞ

よろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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