【今日のブログは摘出した臓器出てきます、苦手な方はスルーして下さい】
わたしは、基本的には犬には去勢不妊して欲しいと思ってます。
勿論、犬の健康面や年齢などを考えて、出来る子には、という意味で。
やはり、この活動をする上で、需要を満たすために、過度な供給をして販売をする為に、生まれてきては流通で亡くなったり、今いる子を捨ててまで新しく迎えたりする事を無くしたい。
もし、自分の家などで産ませようとしてる人は、こんなに世の中に犬が溢れているのに、「産ませてみたい」「顔が見たい」そんな安易に供給に加担しないで欲しい。
自宅で生まれた犬をもらってくれる誰かは、もしかしたら保健所の犬を迎えてくれたかもしれない…
もしかしたら、廃業ブリーダーの1匹を迎えてくれたかもしれない…
もしかしたら、だけど。それは可能性としてゼロじゃない。
『大丈夫、うちの子交配させないから。でも去勢不妊はしないわ』と思ってる方に、このブログは見て欲しいです。
先日レスキューした、ご飯のお供シリーズのしらす、ちりめん、じゃこの柴トリオ(^^)
その中のじゃこちゃんの話。
やはり、ブリーダーからレスキューな事もあり、年に２回きっちり産まされたり、他の雌犬が産んだのに育てない子に代理で乳飲ませたりさせられてたんだと思います。
じゃこは、レスキューした時から乳腺腫瘍がある事はわかってはいたのですが、
避妊手術の際に、尚更わかったこと。
点在してる乳腺腫瘍も摘出
卵巣、卵管、子宮にも 腫瘍のオンパレード
脾臓にも腫瘍があったので、摘出…
血管肉腫という、たちが悪めな悪性腫瘍でした。
こちらは、口の中に無数に出来てた
腫瘍などなど。
歯の状態もかなり悪く、歯はほぼ抜きました。
避妊して、子宮、卵巣卵管を全摘していれば、こうはならなかった。
大概、腫瘍がわかるのは高齢になってからなので、腫瘍があるとわかっても、年齢的にリスクが上がってしまったり、他の臓器の不調で出来なかったりするんです。
そうなってから、「若い時にしとけば良かった」なんて思っても遅いんです。。
じゃこは幸いなことに、摘出できる腫瘍で手術も大成功！
大手術だったけど、これからのじゃこの幸せな未来の為だからね！術後、頑張ろうね。
そして、頑張ったご褒美がキタ！神様ちゃんと見てくれてた！
じゃこは、トライアルに出発しましたー！
なんと！預かりさんのご実家！むーーっちゃ安心ですー！なんせ、わたしが犬にどんなけ口うるさいかも知ってるから。
じゃこ「あたちこの家気に入ったわ！」
今日から我が家よ！ばりに匂いつけまくってました笑
ここ数日、我が家でハンストしてたのに、すぐ食べるやん。しかも完食やん。なんなん…
絶対大きな愛でしっかり「任せとき」って男前な事言ってくださいました。
じゃこの新しい名前はジャッキー！（チェンは不要）
色々ハプニングありーの、手がかかる子ですが、ジャーのことよろしくお願い申し上げます。
ジャッキーは幸せになります！
でも、前半のこと忘れないで…
ジャッキーみたいに幸せになれるのはほんの一部です。
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